
Creative Class Uniform
2025年秋冬コレクション「Creative Class Uniform」を発表いたします。本コレクションは、長年にわたり蓄積してきたスクラップブックを再考することから着想を得ました。 そのなかにあった2009年頃に撮られた1枚のスナップ写真が、今回のデザインを構想するうえで重要な鍵になりました。当時未完成に終わった構想を、熟成させた解釈によって16年の歳月を経た現代の視点で再構築し、熟成させた解釈によって「Creative Class Uniform」が完成しました。
それは単なる過去の焼き直しではありません。私たちは、ブランドが目指す日常に寄り添う服とは何か、という問いに徹底的に向き合いました。長年の経験で培われた確かな審美眼と、実際に袖を通す人の心地よさを大切にする服作りへの姿勢が、かつてのアイデア、そしてデザイナーの「今」の感性と融合し、このコレクションを形作っています。
■ BODHIとの協業:カシミヤニット
前シーズンに引き続き、カシミヤブランド BODHI(ボディ)との協業が実現しました。BODHIが誇るカシミヤ100%の素材を贅沢に使い、18ゲージという繊細な編み地で仕立てた協業アイテム2型を制作しています。カシミヤは天然繊維の中でも特に機能性に優れた素材。吸放湿の湿度調整を備える恒常性に加え、素材の性質上直毛であるために型崩れを起こしにくい特性もあります。昨シーズン好評だったカーディガンを2サイズアップしたオーバーサイズのシルエットに、白のステッチがアクセントのCashmere knit stitch cardiganと、“カシミヤ100%のラグジュアリーなロンT”としてつくられたCashmere knit L/Sは、ともにカジュアルウェアの境界を拡張するものとなるでしょう。
■ F/CE.との協業:Puffer Jacket
秋冬の象徴ともいえるF/CE.との協業。恒例のPuffer Jacketは、ダウン量が多くボリューム感があり、丸みおびたシルエットになっています。今シーズンでは新たにフードを追加し、デザインもアップデートしています。ファスナー、引き手、裏地をオフホワイトの配色がアクセントになっています。ナイロンのボディで柔らかい艶感のある上品なダウンジャケットに仕上げました。
DIGAWEL 25AW Collectionは2025年7月中旬に立ち上がります。